令和 4年 12月 定例会 令和4年12月
射水市議会定例会会議録(第1日目)議事日程(第1号) 令和4年12月5日(月)午前10時開議日程第1
会議録署名議員の指名日程第2 会期の決定日程第3 議案第55号から議案第70号まで(
提案理由説明)日程第4
広報委員会委員の辞任及び
選任-----------------------------------本日の会議に付した事件日程第1から日程第4まで議事日程に同じ
-----------------------------------議長及び副議長の氏名 議長 山崎晋次 副議長
加治宏規議員の定数 22名議員の現在数 22名出席議員(20名) 1番 石田勝志君 2番 大垣友和君 3番 西元勇司君 5番 金 賢志君 6番 杉浦 実君 8番 寺岡伸清君 9番 呉松福一君 10番 加治宏規君 11番 高畑吉成君 12番 根木武良君 13番 瀧田孝吉君 14番 中川一夫君 15番 中村文隆君 16番 山崎晋次君 17番 不後 昇君 18番 吉野省三君 19番 津田信人君 20番 堀 義治君 21番 奈田安弘君 22番 高橋久和君欠席議員(2名) 4番 西尾 哲君 7番 山本満夫君
-----------------------------------説明のため出席した者 市長 夏野元志君 副市長 磯部 賢君 教育長 金谷 真君
代表監査委員 村上欽哉君
企画管理部長 小塚 悟君
財務管理部長 北 辰巳君
市民生活部長 長谷川寛和君
福祉保健部長 小見光子君
産業経済部長 宮本康博君
都市整備部長 吉田 忠君
上下水道部長 夏野吉史君
市民病院事務局長 中野 剛君
会計管理者 渡邉昇信君
教育委員会事務局長 久々江 豊君
監査委員事務局長 吉岡 浩君 消防長 竹内秀樹君 財政課長 坂井春良君
-----------------------------------職務のため議場に出席した
事務局職員 議会事務
局長 桜川正俊 次長・
議事調査課長 荒谷祥樹
議事調査係長 薬師智之
議事調査係主任 白川正之
△開会 午前10時00分
△開会の宣告
○議長(山崎晋次君) ただいまから令和4年12月
射水市議会定例会を開会いたします。
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△開議の宣告
○議長(山崎晋次君) 本日の
出席議員数は、ただいまのところ20名であります。 よって、会議の定足数に達しておりますので、これより会議を開きます。
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△諸般の報告
○議長(山崎晋次君) 日程に入る前に、登壇席及び質問席以外の発言においては、
マスク着用のまま発言するようお願いいたします。 次に、諸般の報告をいたします。 監査委員から
地方自治法第199条第9項の規定により、定例監査の結果に関する報告書が議長の元に提出されておりますので、事務局において適宜御閲覧願います。
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△
会議録署名議員の指名
○議長(山崎晋次君) それでは、これより本日の議事日程に入ります。 本日の議事日程は、お手元に配付いたしました
議事日程表のとおりであります。 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において 石田勝志君 呉松福一君 高橋久和君を指名いたします。
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△会期の決定
○議長(山崎晋次君) 次に、日程第2 会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 本定例会の会期は、本日から12月23日までの19日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山崎晋次君) 御異議なしと認めます。 よって、会期は19日間と決しました。
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△市長の提案理由の説明(議案第55号から議案第70号まで)
○議長(山崎晋次君) 次に、日程第3 議案第55号から議案第70号までを一括議題として、市長から提案理由の説明を求めます。 夏野市長。 〔市長 夏野元志君 登壇〕
◎市長(夏野元志君) 令和4年12月
射水市議会定例会の開会に当たり、提出いたしました案件の説明に先立ちまして、一言申し上げます。 まず、第3次総合計画の策定について申し上げます。 第3次総合計画につきましては、これまで射水市
総合計画審議会において、全体会を5回開催するとともに、専門部会や全体調整会議を随時開催するなど、様々な見地から熱心に審議いただいたところであります。 また、市議会をはじめ、
本市ゆかりネット会員との意見交換や
パブリック・コメントを実施し、多様な御意見・御提言をいただきながら策定作業を進めてまいりました。 こうした策定過程における様々な御意見を踏まえ、先月18日に射水市
総合計画審議会から基本構想及び基本計画の答申がなされたところであります。
新型コロナウイルス感染症等の影響により社会情勢や生活様式が大きく変化する中、市民の皆様にとってこれまで以上に満足度が高く、幅広く「未来世代に選ばれるまち」を目指すための新たな道しるべとして、この答申の趣旨を最大限尊重し、今定例会に基本構想及び基本計画を議案として提出しております。 今後は、この計画を実現させるための実施計画の策定に向け、鋭意作業を進めてまいります。 次に、
新型コロナウイルス感染症の状況について申し上げます。
新型コロナウイルス感染症につきましては、現在、全国的に
新規感染者数が増加傾向にあり、県内におきましても、入院者数が高い水準で推移している状況にあります。加えて、今年の冬は、夏の感染拡大を上回る可能性があるほか、
季節性インフルエンザとの同時流行も懸念されていることから、去る11月28日に県における感染対策のレベルが「
感染注意報」から「感染警報」に引き上げられており、市民の皆様には、引き続き、基本的な感染対策の徹底を改めてお願いいたします。 また、
新型コロナワクチン接種につきましては、市医師会をはじめ関係機関の皆様の御尽力の下、2回目までの接種を完了した12歳以上の全ての方を対象とした
オミクロン株対応ワクチンの接種や、5歳から11歳までの小児及び生後6か月から4歳までの乳幼児の接種について、希望する方への早期の接種を進めているところであります。 次に、新
年度予算編成方針について申し上げます。 本市の令和5年度の
財政見通しにつきましては、歳入では、市民税において個人所得や企業業績の回復により一定の増収が見込まれるものの、
固定資産税において、大
規模償却資産の減価償却により減収が見込まれており、市税全体では令和4年度と比較し、若干の増収になると予測しております。 また、
地方交付税につきましては、去る8月に総務省から示された「令和5年度
地方財政収支の仮試算」において、令和4年度の
地方財政計画の水準を下回らないよう実質的に同水準を確保するとされたところであります。 一方、歳出につきましては、高齢化の進行等に伴う
社会保障関係費の増嵩をはじめ、
公共施設マネジメントや
DXビジョンに掲げる取組の具現化に加え、引き続き、
新型コロナウイルス感染症や原油価格・物価高騰などへの対策に万全を期す必要があることから、令和5年度においても厳しい財政状況となる見通しであります。 こうした状況を踏まえ、予算編成に当たりましては、限られた財源の中、引き続き、全ての事務事業について、実績や効果を検証し、真に必要な施策に予算が重点配分されるよう優先順位づけを行うなど、
歳入歳出両面からさらなる見直しに取り組むこととしております。 また、
新型コロナウイルス感染症が長期化する中、国が重点施策として掲げるDXや脱炭素社会の推進に引き続き取り組むとともに、新たな総合計画の初年度として、本市のさらなる成長につながる施策に戦略的に取り組んでまいります。 次に、最近の経済情勢について申し上げます。 内閣府が発表した11月の
月例経済報告によりますと、景気の先行きにつきましては、
ウィズコロナの下で、各種政策の効果もあって、景気が持ち直していくことが期待されるとしております。 しかしながら、世界的な金融引締め等が続く中、海外景気の下振れが景気を下押しするリスクとなっており、物価上昇、供給面での制約、
金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要があるとしております。 こうした中、国におきましては、足元の物価高などの難局を乗り越え、未来に向けて日本経済を持続可能で一段高い成長経路に乗せ、日本経済の再生を図るべく、「物価高克服・
経済再生実現のための
総合経済対策」を迅速かつ着実に実行するため、去る12月2日に令和4年度第2次補正予算が成立いたしました。 本市といたしましても、今定例会において、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、原油価格・物価高騰の影響を受けた事業者等への支援に係る
補正予算案を提出しており、今後の国の動向を注視しながら、引き続き、
感染拡大防止並びに地域経済の回復に必要な施策を講じてまいります。 次に、最近の市政の取組状況について申し上げます。 学校教育の充実につきましては、去る10月2日に福井県で開催された第65回
中部日本吹奏楽コンクール本
大会中学校小編成の部において、
新湊中学校の吹奏楽部が
文部科学大臣賞を受賞されました。また、10月8日に東京都で開催された第22回
東日本学校吹奏楽大会中学校B部門では、
新湊中学校並びに
新湊南部中学校の吹奏楽部がともに金賞受賞という輝かしい成績を収められました。これは、部員の皆さんが日頃の練習の成果を十二分に発揮された結果であり、心からお祝い申し上げます。 スポーツ・レクリエーションの推進につきましては、去る11月6日に爽やかな秋晴れの中で「
富山マラソン2022」が開催され、市内におきましても多くのボランティアの皆様に御協力をいただいたほか、沿道では新湊曳山の展示や獅子舞などで大会を盛り上げていただきました。また、開通10周年を迎えた新湊大橋を折り返し地点とするジョギングの部には、1,000名を超えるランナーに参加をいただき、橋上から望む美しい富山湾と雄大な立山連峰の眺望を背景に
ベイエリアの魅力を感じていただきました。 去る11月19日には、
オリバースポーツフィールド射水において、児童を対象にサッカーや
タグラグビーなど多様なスポーツを体験できるイベント「オリスポフェス2022」を開催いたしました。 引き続き、こうした機会を通じて
フットボールセンターの利用促進に努めるとともに、市民の皆様がスポーツに親しむ環境の充実を図ってまいります。 観光の振興につきましては、令和5年度からの計画期間となる「第2次
観光振興計画」の素案を今定例会に提出しております。今後、市内の
観光施設来訪者等へのアンケート結果を踏まえつつ、本市の観光を取り巻く社会情勢の変化や多様化する
観光ニーズに対応し、実効性のある計画となるよう、今年度末の策定に向け作業を進めてまいります。 また、去る10月23日に「朝どれ
海鮮マルシェイン新湊漁港」が開催され、早朝から多くの方々にご来場いただきました。新鮮な朝どれ海産物の販売や地元食材を使用した弁当のテイクアウトマルシェを開催するなど、本市の食や
ベイエリアの魅力を県内外に発信する機会となりました。 引き続き、豊かな食や
ベイエリアの景観を生かした
にぎわいづくりに官民が一体となって取り組むとともに、観光客の
受入れ体制の充実に努めてまいります。 港湾機能の整備促進と
みなとまちづくりにつきましては、去る11月14日から20日までの期間、市、
射水商工会議所及び
民間事業者等で構成する(仮称)
内川周辺エリアプラットフォームが主体となり、「かわべの
開放WEEK」を開催いたしました。 期間中は、内川に架かる橋梁や川沿いの道路などの公共空間を開放し、周辺の事業者等が空間を活用した様々なイベントを展開することにより、歩いて川辺を楽しむことができる居心地の良い特別な時間や空間が演出され、多くの方々に御来訪いただきました。 引き続き、地域や事業者の方々と内川周辺の
まちづくりについてともに考え、官民連携でにぎわいの創出や地域の再生に取り組んでまいります。 商工業の振興につきましては、今般の
原材料価格や物価高騰により停滞する消費を喚起するため、現在、
市内商工団体が実施主体となり、団体に加盟する全業種を対象とした30%の
プレミアム付商品券「いみず地域まるごと応援券」事業を実施しております。 また、内川が「日本のベニス」と称されることを契機として、イタリアの食に注目したイベント『いみず「イタリアの食」魅力フェア』を去る11月26日から来年1月15日まで開催しております。 本市と
包括的連携協定を締結しております
アルビス株式会社及び
学校法人浦山学園並びに
市内飲食店等に御協力をいただき、
イタリア食材の販売や料理教室の開催のほか、
クロスベイ新湊等でフェスティバルを開催するなど、多彩なイベントを展開し、本市の豊かな海の幸や農作物を生かした新たな食の創造と魅力の発信に取り組んだところであります。 引き続き、本市の地域資源を多角的に捉え、国際交流の推進並びに交流人口の拡大による地域経済の活性化を推進してまいります。 環境保全の推進並びに
循環型社会の構築につきましては、
地球温暖化対策を計画的に推進するため、
外部有識者等で構成する
策定検討委員会を設置して検討を進めてまいりました「射水市
再生可能エネルギービジョン」の素案を今定例会に提出しております。 今後、
パブリック・
コメント等による市民の皆様の御意見を踏まえ、今年度末の策定を目指し、作業を進めてまいります。
公共交通網の整備につきましては、昨年8月に実施しました
コミュニティバスの路線再編やダイヤ改正後の運行実態を踏まえ、より円滑な運行とするため、今月1日からバス停間の所要時間を調整するなどの見直しを行ったところであります。 また、既存の
スマホ定期券に加え、スマホ1日乗車券や
QRコード決済による運賃支払いのサービスを新たに開始するなど、
キャッシュレス決済の拡大による利便性の向上を図ったところであり、引き続き、
地域公共交通の維持・確保と利便性の向上に取り組んでまいります。 雪対策の推進につきましては、今月1日から
道路除雪対策本部を設置したところであり、
道路監視カメラや
積雪センサーを活用し、県及び高岡市との連携を図りながら、効率的な除雪作業を実施するとともに、近年の大雪を踏まえ、新たに
クリーンピア射水の敷地内に雪捨場を追加し、
除排雪体制の強化を図っております。 本市では、今後の降雪に向けて万全を期してまいりますので、市民の皆様には、改めまして除排雪への御理解と御協力をお願い申し上げます。 参画と協働による
まちづくりの促進につきましては、自治会や町内会が継続的に管理及び活用している
集会施設用地等を地域に譲渡できるよう環境の整備を行い、財産の使用関係を明確化するとともに、地域自治の振興を図るため、今定例会に関係条例の一部改正を提出しているところであり、引き続き、市民が主役の
まちづくりを進めてまいります。
公共施設マネジメントの推進につきましては、公民連携による課題の解決を目指し、本年7月から「公共施設及び未
利用市有地等に関する
民間提案制度」を新たに導入し、
民間事業者のアイデアやノウハウを生かした多様な提案の募集を行ったところであります。 提出いただいた提案につきましては、
外部有識者を含む
審査委員会において審査を行い、公共施設の脱炭素化や利便性の向上など12件の提案が、本市との
協議対象提案として選定されたところであり、今後、提案の事業化に向けた協議を進めてまいります。
デジタル化の推進につきましては、
民間事業者の協力を得て、今月1日から福祉窓口においてAIを活用した相談支援の実証事業を開始したほか、
富山県立大学DX教育研究センターと共同で
ウェアラブル端末と
健康アプリを活用し、楽しみながら健康増進を促すとともに、健康情報の分析を行う実証事業を実施することとしております。 引き続き、射水市
DXビジョンに基づく事業を着実に進めながら、市民が幸せを実感できる社会の実現に向け取り組んでまいります。 次に、提出いたしました案件の概要について申し上げます。 まず、
一般会計補正予算について申し上げます。 今回の補正は、原油価格や
物価高騰対策として、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、公共施設の
指定管理者をはじめ、
地域交通事業者や
貨物運送事業者、
民間保育施設のほか、農業・
漁業共同施設等に対する支援金等を追加するものであります。 補正額としましては、7億6,405万3,000円を増額し、予算総額を418億7,873万9,000円とするものであります。 特別会計につきましては、全会計において、総額で8,711万2,000円を減額し、予算総額を361億273万6,000円とするものであります。 次に、予算以外の議案について申し上げます。 条例議案としましては、「射水市職員の給与に関する条例等の一部改正について」など4件を提出しております。 条例以外の議案としましては、「第3次射水市
総合計画基本構想及び基本計画の策定について」のほか、「
指定管理者の指定について」など5件を提出しております。 以上が、本日提出いたしました案件の概要であります。何とぞ慎重審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(山崎晋次君) 以上で、市長の提案理由の説明が終わりました。
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△
広報委員会委員の辞任及び選任
○議長(山崎晋次君) 次に、日程第4
広報委員会委員の辞任及び選任について、本日、
広報委員会委員全員から
広報委員会委員を辞任したいとの申出があり、議長においてこれを許可いたしました。 また、新たな
広報委員会委員の選任については、
広報委員会規程第4条第1項の規定により、議長において、お手元に配付いたしました名簿のとおり、指名いたします。 ここで、
広報委員会の正副
委員長互選のため、暫時休憩いたします。
△休憩 午前10時20分